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2008年05月13日

魚島(うおじま)

期間は一般的に八十八夜から二潮汐(約30〜40日間)といわれています。どの生物もそうであるように生き易いところで生き、次代が育ちやすいところで子育てをするのは魚類もその例外ではありません。魚にとって瀬戸内海は太平洋に面した大きな湾として考えられると思います。水深は浅く、低質は砂地が多く、藻場も多く存在します。また、流入する河川の水量も多いため陸地からの栄養分も海域内に多く存在します。したがって、餌となるべきプランクトン等がたくさんあるため小魚(いかなご、片口鰯等)が多く発生します。海水温度が15℃前後となるこの時期、回遊魚にとって餌となる小魚が豊富であるため、産卵しやすく、孵化しやすく、孵化した稚魚が食餌しやすい、という三拍子そろった環境が出現するのです。



 このため、「鯛」、「鰆」、「まいか」、「まながつお」など群れをなして瀬戸内海に入ってきます。この魚群が海上に黒っぽく盛り上がりあたかも島のような態なのでこの様を「魚島」と呼ぶようになりました。

 漁法としては、「底引き網」「巾着網」、「ばっしゃ網」及び「流し網」漁法が主に使用されています。

鮮魚の達人 小倉

2008年02月09日

「男の料理教室」

今週の日曜日(2/3)岡山リビング新聞社主催の料理教室が岡山ふれあいセンターで開かれました。我々岡山市場ネットのメンバーも食材の供給と支援作業に馳せ参じました。

「男の料理教室」と銘打った催しで参加受講者は48名当然総員男性です。年長者は73歳から最年少者は17歳という幅広い年齢層でした。講師は故土井勝さんのお弟子さんで「政木信昭のクッキングスクール」の政木信昭先生です。教材は、今が旬の青さかな「寒さば」と「あじ」です。現魚から三枚卸をして煮付けと姿造りを作成しました。
生徒さんが男性なので生まれて初めて包丁を触る人もいて、先生から調理姿勢の説明から始まって包丁の持ち方刃先の位地、角度等基本的なところからの指導がジョークを交えながらありました。生徒さん達は、日頃しないことなので興味深く熱心にしかも和気藹々と調理というものを楽しんでいました。


男の料理教室


なお、この企画については、材料供給の段階で一部岡山県おさかな普及協会のご支援を頂きました。有難うございます。
また、岡山市場ネットでは生鮮食材及びその調理法についてご質問があればわかる範囲でお答えしたいと考えています。何なりとお問い合わせください。

鮮魚の達人 小倉

2008年02月08日

「たら」

野菜ソムリエ伊丹さん遅くなりましたが「たら」について記載します。

 「たら」は「鱈」と表記することがあります。見てのととおり雪の降る寒い深い海域で水揚げされます。余談ですが、タラバガニは、タラの捕れる海域つまり鱈場で捕れる蟹という意味らしいです。日本近海では、北海道を中心に「まだら」「すけそうだら」「こまい」の三属三種が分布しています。特徴は、背鰭が3枚、尻鰭が2枚に分かれていることです。時期的には深海の海底近くで行動し主な食餌は、貝、蛸、小魚などいろいろな小動物を捕食する肉食魚です。食欲旺盛であるといわれています。「たらふく食べる」の語源は、「鱈の腹の如く食す」ということらしいです。

漁法は底引き網と延縄が主なものですが釣物が鮮度的にもお勧めです。スケソウダラは、練り製品(かまぼこ)の主たる原料として利用されています。また、低温の海域に生息しているので多量の自己分解酵素をもち、そして消費地と水揚げ地が離れているため鮮度の保持が困難な魚のひとつにも揚げられます。そのため温度管理が進んだ現在の流通機構の中でも、塩水処理を施したものが多く見受けられます。


たら


鍋物、煮付け、揚げ物、クリーム煮、そして干物等様々な料理法が楽しめますが、材料調達時の目利きのポイントは、身に張と透明感のあるものを択びましょう。皮目も白っぽくなくコントラストのはっきりしているものがお勧めです。また、無塩の商品では、軽く塩を振るなどして余分な水分を取り除けば、身が締まります。酒などを利用し下処理をしてからお使いになるのがいいと思います。

鱈は、身もさることながら卵巣を煮付け、塩たらこ、辛子明太子、また精巣をスケダチ、マダチと呼び鍋物酢の物等たいへん美味です。

鮮魚の達人 小倉

2007年12月08日

市場にお地蔵さん・・・?

7月始めに、何の前ぶれもなくお地蔵さんが、岡山中央卸売市場に現れました。
お粗末になると良くないので、岡山中央卸売市場の運営協議会会長である総本山極楽寺教師 浪越桂峰様が導師となり、「市場地蔵尊」と命名して開眼供養が行われました。
図らずも「岡山市場ネット」の開設と時を同じくして・・・


お地蔵さん


市場関係者の安全と商売繁盛を祈願してお祭りしています。毎日、線香が耐えることがありません。
我々市場関係者は、「市場地蔵尊」のおかげをいただきながら食の流通を通じ自然の恵みに感謝して、日々頑張っています。

達人 小倉