仲買人の目 パート6

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 さて、今回は柑橘(みかん類)の選びかたについてです。

前回リンゴの所で書きましたが、やはりお山で育ったみかんの方が平地育ちより一般的に実が充実していておいしいようです。また海辺や大きな河川に面して風通しの良いところでしょうか。これは水面が太陽光を乱反射して葉にまんべんなく光が当たるのでよいようです。

①最近はバラ売りが少なくなり1個ずつ手に取って診ることが出来なくなって来ましたが、やはり産地選びからでしょうか?

 昔からある有名産地は最適な土壌成分を含む土地で自然条件に恵まれ且つ長い伝統に培われてきた栽培のノウハウがあります。

 こうした地区のJA共選品や信用ある出荷組合の物の一級品!はまず間違いは少ないでしょう。

②最近では光センサーなるものが導入され糖度酸度が分るようになって来ました。味は糖度酸度だけで決まるものではありませんが

 一つの目安にはなるでしょう。糖度12度以上酸度0.8以下であれば甘くて食べやすいみかんと言えるでしょう。

③①②で判断出来ない場合。

 一般的に美味しいミカンの見分け方と言われているのは大体次の通りです。

ⅰ同じ品種であれば果皮の色が濃いもの (但し出荷時にカラーリングと称する色付けが行われている物あり 要注意 ノーワックス物は色付けなし)

ⅱヘタの切り口の直径が小さいもの

ⅲ果皮が薄くきめ細やかで実にぴったりとくっ付いているもの

ⅳヘタが黄緑色になっているもの

ⅴ実の裏側にマルイ紋がそれとなく感じられるもの

ⅵ果皮がデコボコしていて実にしっかりとくっ付いているもの(市場では菊みかんと呼んでいます)夏場に極端な水不足が生じた時にできます。糖度は高いですが酸度もやや高めです。

ⅶ大玉より中玉小玉のほうが美味です。但し温州みかんの場合、青島とか十万温州のように元々の個体が大きいものは別です。

今日はここまで・・・

次回はⅱⅲで書いたことの理由について

2010年02月22日 青果の達人 矢吹一郎